すみませんでした。私の不注意で、九州から帰って1日1章を再開した時点で、すでに、1章ずれてしまい、遅れてしまいました。昨日遅く気づきました。それで、きょうは10章と11章の二つの章をとりあげようと思いましたが、あいにく、10章は長い章でした。ただ、10章と11章の二つの章で、区切りよく、11章の最後は、カナンでの戦争が一段落したところで終わっています。

次のようにまとめられています。「こうしてヨシュアは、その地をことごとく取った。すべて主がモーセに告げたとおりであった。ヨシュアはこの地を、イスラエルの部族の割り当てにしたがって、相続地としてイスラエルに分け与えた。その地に戦争はやんだ。」(11章23節)。

こうして、6章から始まったカナン攻略の戦闘は終わりました。しかし、主から示されたすべての土地を獲得したわけではありませんでした。後に出てきますが、ある地域は、占領されずに残っていました。それについては、士師記1章に記されています。

ただし、ヨシュア記では、ここで一段落して、明日の12章で、これまでの土地の征服の戦果をまとめ、13章から22章までは獲得したカナンの土地を12部族へ、どのように分割したかが、詳細に記されています。この中で何度か触れられている聖絶のことなど、簡単に説明することが出来る問題ではありません。大きな問題です。これについては、別の機会に触れたいと思います。

 

領土や土地に関する紛争は、今でも、最もデリケートで難しい問題です。

しかし、強い関心をもっておられる方もおられると思いますので、きょう、BFPから送られてきたメールの必要な部分を以下にご紹介します。

現在、イスラエルとハマスとの間の戦闘は激しさを増しています。両者の間の問題がどこにあるのか、分りにくいですが、イスラエル唯一の日本人クリスチャン・ジャーナリスト・石堂ゆみ氏が、帰国されて、特別セミナーをお茶の水クリスチャンセンターで開催されるそうです。イスラエル現地情報をクリスチャンとしての視点で、日本に向けて発信している石堂氏の生の声が聞ける貴重な機会です。今回のセミナーは、座席数が限られていますので、完全予約制となり、定員に達し次第、応募を締め切るとのことです。関心のある方は、早めにご応募ください。

日時:2014821()、時間:午後200400、場所:お茶の水クリスチャンセンター4F 411号室(JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口から徒歩2分)。

応募方法:1)名前 2)電話番号 3)参加人数 4)石堂先生への質問(もしあれば)を記入の上、下記アドレスにメールをお送りください。(受付はメールのみ)seminar@bfpj.org

■石堂ゆみ プロフィール■1989年よりイスラエルに看護師として赴任。1990年にエルサレムにて受洗。聖書学修士課程を修める。2001年より拠点をイスラエルに移し現地からのレポートを各クリスチャンメディアを通じて報道している。