エホヤキム王の時代、バビロンの王に従属するものとなりましたが、3年後に、反旗を翻しました。しかし、周囲の国々から略奪をうける結果となりました。そして、エホヤキムは死に、その子エホヤキンが王となりました。エルサレムで3か月間、王となりましたが、バビロン軍の包囲を受けて、バビロンに降伏しました。エホヤキンを始め、その母も、家来も、高官も、宦官もみな、捕虜となり、バビロンに連れ去られました。同時に、バビロンは主の宮の財宝と王宮の財宝をことごとく運びだして、バビロンへ持ち去りました。さらに、すべての高官、有力者1万人、すべての兵士7千人、職人や鍛冶屋千人、勇敢な戦士もみな捕囚の民となりました。さらに、バビロンの王は、ゼデキヤを王として立てました。ゼデキヤは21歳で王となり、エルサレムで11年間、王でした。しかし、ゼデキヤはバビロンに反逆します。
この辺の事情は、エレミヤ書に詳しく記されていますが、主のみこころは、南ユダがバビロンの王に服従することでした。それは預言者エレミヤを通して、何度も何度も語られていた事でした。しかし、南ユダの王たちは、主のみこころに逆らうばかりでした。主は憐み深いお方です。しかし、主の正義も行われます。何度も何度も、繰り返し、主のみことばを無視し続けるとき、最後には、主の裁きがなされます。それは明日の25章で明らかになります。
きょうは、韓国のろうあ者のための宣教師、長沢久美子先生が西多賀教会の午前の祈祷会でお話しして下さいました。とても熱く語って下さいました。その証は、感動をもたらし、霊の涙をもたらすものでした。大きな困難の中で、日韓の偏見の壁を超えて、韓国と日本の間に架け橋となってくださっていることを教えられました。それは、イエス様の十字架のように、大きな自己犠牲を伴うものでした。30年の宣教のお働きを感謝します。
主よ、わたしの地境を拡げてください。わたしを大いに祝福して下さい。わたしを災いから遠ざけて苦しむことのないようにしてください。どうぞ、わたしを造り変えてお用い下さい。
清宣教師