昨日の24章では、神殿の奉仕にあたる祭司たちが、24組に分けられて、それぞれのくじ引きで、奉仕の担当の順番が定められました。その際、かしらもその弟も差別なく、くじ引きで奉仕の順番を決めました(24章31節)。
今日の25章では、ダビデが神殿の賛美礼拝の奉仕者を立てたことが記されています。具体的には、アサフとヘマンとエドドンという3人の指揮者を立てました。その3人の指揮者のもとに、1組12名で、24組の奉仕者グループを立てました。つまり、総勢288人の人たちでした(7節)。彼らは、それぞれの指揮者のもとで、シンバル、十弦の琴、竪琴を手にして神殿で賛美を歌う役割でした。彼らはみな主に捧げる歌の訓練を受けた人たちでみな一定のレベルに達した人でした(7節)。その中には、達人も弟子もいました。また、下の者も上の者もいました。ただし、神殿での任務にあたるということにおいては、達人も弟子も、下の者も上の者も差別なく、24組のものがみな同じように任務のためのくじを引きました(8節)。なお、彼らには賛美の奉仕と共に預言をする役割もあったようです(3節)。こうして、神殿で奉仕をする人たちが、公平に決まりました。
教会でも、奉仕をする人たちは、一定のレベルに達するように訓練を受けることが必要です。しかし、それ以上のことは問われず、達人も弟子も、上の者も下の者もみな、等しく奉仕者として用いられるのが原則ですね。
いよいよ、2014年もあと1日を残すのみとなりました。1日1章のメールも。新年の5日までお休みさせていただきます。
今週は12月のすべての奉仕を終えて、久しぶりに自由な時間をいただきました。それで、「植物の生長調節」という学会誌を読むことが出来ました。久しぶりですが、植物の運動(マメ科の就眠運動など)の仕組み、開花の仕組み(イネや菊など)について、最近20年間くらいの研究の成果を学びました。それを読んだとき、とてもことばでは表せない深い感動を与えられました。さすが、無限の叡智をもつ創造主の作品である!と、ただただ、あまりにも精巧な仕組みに感動でした。そして、なんと、私の心の中に、大きな喜びと励ましを与えられました。そのあと、CRJの専門誌の編集のために、「昆虫の変態」について、研究論文を読み始めました。こちらも少しずつ、前進していますが、奥が深い!という予感がして心が震えます。こちらの方は、きちんと理解するには、あと2,3カ月はかかりそうです。ただ、勉強すればするほど、理解すればするほど、心の中の渇きが癒されていく感覚です。創造主の作品は、とても言葉ではあらわせない感動と畏敬の念を与えてくれます。良く理解したらまた、皆様にもお分かちする機会が与えられると思います。
なお、この冬休みの期間、韓国創造科学会の創立者であり、ハンドン大学の初代総長であるキム・ヨンギル博士の著書、「シントロピードラマ」を3回目になりますが、熟読して、ノートにまとめていきたいと考えています。
それではみなさま、良いお年をお迎えください。
清宣教師
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