福島の 原発事故の 影響を 魚と牛と 野鳥で調査

16日の夜、福島第1原発事故による放射性物質による大地の汚染が、動物たちに与える影響を研究する人たちの姿が描かれていました。東大、東北大、岩手大の研究チームの調査の途中経過でした。
これらの研究はいずれも福島県の放射性物質の汚染が深刻な地域を対象としています。ひとつは、渓流にすむイワナを対象にした調査、ふたつは、牛を殺すようにとの政府の指示に従わなかった畜産農家で今も放牧されている牛を対象にした調査、みっつは、ウグイスなどの野鳥を対象にした調査です。
まだまだ明確な結論は出ておりませんが、免疫系に関するダメージが示唆されていました。もちろん、10年、20年という長い期間での調査が必要とされています。
放射性物質を次世代に残さないことが、今を生きる私たちの使命のひとつです。そのために祈り、そのために私たちにできることを実行しましょう。