寒風に 4年前の日 思い出す 新幹線の ものすごい揺れ

2014年3月11日の午後2時46分、私と息子は、東京行きの新幹線の中でした。午後2時44分に仙台駅を出て、2分後、広瀬川の鉄橋の真ん中で列車が止まりました。今年と同じように寒く、雪が舞っていました。6時間近く、列車の中で待たされました。そして、レスキュー隊が来て、線路から高架線の下の道路へと導かれ、解放されました。それから、自宅へ歩いて帰りました。全市が停電でしたので、生まれて初めての満天の星空を見ました。

あの日の鉄橋の上でものすごい揺れを体験したことは忘れられません。何しろ、窓の外をみると、地面ではなく、あたかも宙づりになっているようでした。そこにものすごい揺れですから、列車が横転して川の中に放り出されるのではないかと思いました。しかし、主の恵みにより守られました。

あの日、東京の帝国ホテルで、国家晩餐祈祷会が開催される予定でした。

そのあと、私たちの教会は福島第1原発の事故の収束のための24時間・連鎖祈祷へと導かれました。」