日本への 神様からの プレゼント 棚田が語る 歴史の重み

きょうは、午前10時から始まる「原発と日本」の映画が上映されるということで、丸森町の耕野にある街づくりセンターに行きました。

仙台での上映もありますが、いずれも、「安藤先生の中高生のためのセミナー」や「大内家の食事会」とスケジュールが重なったことや、6月7日(日)に天童聖書バプテスト教会のセミナーで原子力エネルギーの利用について講演することになっているので、この映画を、そのまえにぜひ聞きたかったという事情がありました。

丸森の山のなかの施設でした。道路は舗装されていましたが、車が一台通るのがやっとで、向かいから車が来たらおしまいだと思いながら運転しました。幸い、20分くらいのドライブでしたが、対向車はありませんでした。

苦労はありましたが、映画を見てよかったです。原発の恐ろしさ、また、日本の国が即時原発ゼロを目指すことの必要性を痛感しました。また、協賛された「脱原発を目指す女たちの会」の働きにも、励ましを受けました。

午後は、せっかく、丸森まで行ったので、前から考えていた計画を実行しました。それは日本の棚田100景に選ばれた、「沢尻棚田」を見ることでした。山道を運転して10分くらいで、棚田に到着しました。

その美しさと同時に、過酷な労働を伴ったにちがいない、石垣を積み上げた棚田を見て歴史の重みを知りました。江戸時代から、このような山間の谷間に、棚田を造り、稲を育ててきた人たちの苦労を思いました。