この詩の背景となったのは、サムエル記第1、19章11節、12節の出来事です。「サウルはダビデの家に使者たちを遣わし、彼を見張らせ、朝になって彼を殺そうとした。ダビデの妻ミカルはダビデに告げて言った。『今夜、あなたのいのちを救わなければ、あすは、あなたは殺されてしまいます。』こうしてミカルはダビデを窓から降ろしたので、彼は逃げていき、難を逃れた。」
この詩篇の中で、敵は夜中にうろつく『犬』に例えられています。最後の16節―17節において、夜の不安と嘆きとが、朝明けと共に喜びと平安に変えられたことを告白しています。それは、主が、「私の力、私のとりで」となって下さったからです。アーメン。
主はあなたと共におられます。、きょうも、主があなたの力、あなたのとりでとなって下さいます。
清宣教師