詩篇の第4巻に入りました。神の人モーセの祈りとなっています。

冒頭で述べられているように、創造主なる神は、時間や空間や物質には一切左右されることなく、永遠の昔から永遠の未来へ存在されるお方です。山々が生れる前から、とこしえから、とこしえに神でおられます(1節、2節)。

しかし、私たちは、被造物であり、有限な存在です。この世における私たちの人生には限りがあります。

モーセは、私たちの齢は70年、健やかであっても80年と言いました(10節)。

現代でも、感覚的には同じような寿命であると思います。

私たちの肉体は、やがて、土の塵に帰ります(3節)。

それは永遠の世界に比べれば、ほんの短いものです(4節―9節)。

だから、私たちは与えられた日々を大切に、知恵をもって生きるように勧められています(12節)。

朝ごとに、主の恵みがありますように(14節)。

主にあって、きょうも、私たちの手のわざを確かなものとしてくださいますように(17節)。

清宣教師