「すべての国々よ。主をほめたたえよ。すべての民よ。主をほめ歌え。その恵みは、私たちに大きく、主のまことはとこしえに至る。ハレルヤ。」
最も短い詩篇なのに、世界的な規模の賛美となっています。イスラエルの救いは全世界のためであり、それゆえに、全世界の諸国の民に、共に賛美を捧げるように招いています。
今日は、美田園第2仮設で、おはなかふぇが開かれます。12時には、出発です。震災から4年以上が経ち、仮設での居住の期限も迫っています。仮設にお住いの方々も、それぞれの落ち着き先に移転されています。きょうは、どのくらいの方が参加されるか不明です。しかし、きょうも、精一杯、共に歌い、共にみことばを味わいたいと思います。ヨハネの福音書9章1節~7節です。生まれつきの盲人をめぐる弟子たちの質問とイエス様のお答えについて解説します。聖書は、私たちの世界観を一変させます。この箇所もそうですね。生まれつきの盲人を見て、弟子たちは、この人が罪を犯したのか、それとも両親が罪を犯したのか、という宗教的な質問をします。それに対して、イエス様は、きっぱり、この人が罪を犯したのでもなく、両親が罪を犯したのでもない、と否定されました。そして、それは、この人の上に、神のわざがこの人に現れるためです、と答えられました。それから、詳しい手順は省きますが、イエス様は盲人の目を癒されました。ここで、「神のわざ」が現われるためです、と言われましたが、この「神のわざ」とは、日本語では分りませんが、原語では、複数形なのです。盲人の目が開かれることも、神のわざのひとつですが、そののちも、この人の人生に、次々と、神のわざが現されるのです。ハレルヤ。主を賛美します。
私たちの霊的な盲目が癒される時、次々と私たちの人生に、神のわざが現されることを信じます。
清宣教師