きょうの夕方の風は爽やかで最高でした。こんなに気持ちの良い風は経験したことがないほどでした。
午前中は、拡大宣教学院で創造科学の講義を担当しました。明日も担当します。
1年生から3年生まで9名、それに聴講生2名の合計11名の人たちです。
彼らは、日本各地の教会から送られてきた未来の働き人たちです。
きょうは、「いのちのルーツ」、明日は、「寿命と死」についての講義です。
さて、箴言も31章となりました。
10節~30節は、「賢い妻」についての箴言です。有名ですね。理想的な女性像を描き、この世における最大の祝福は、このような家庭にある事を示そうとしたのかも知れません。なお、10節~30節は、詩篇でも紹介しましたが、それぞれの節の最初の頭文字が、『アーレフ』、『ベート』。『ギメル』、『ダーレト』・・・・、アルファベット順になっている「いろは歌」の形式をとっています。ヘブル語を知る人には、この箴言の個所を暗唱するのに便利な形式ですね。日本語ではそのように訳すことができないのが残念です。
では、本文を味わって下さい。
「しっかりした妻をだれが見つけることができよう。彼女の値うちは真珠よりもはるかに尊い。夫の心は彼女を信頼し、彼は「収益」に欠けることがない。彼女は生きながらえている間、夫に良いことをし、悪いことをしない。彼女は羊毛や亜麻を手に入れ、喜んで自分の手でそれを仕上げる。彼女は商人の舟のように、遠い所から食糧を運んで来る。彼女は夜明け前に起き、家の者に食事を整え、召使の女たちに用事を言いつける。彼女は畑をよく調べて、それを手に入れ、自分がかせいで、ぶどう畑を作り、腰に帯を強く引き締め、勇ましく腕をふるう。彼女は収入がよいのを味わい、そのともしびは夜になっても消えない。彼女は糸取り棒に手を差し伸べ、手に糸巻きをつかむ。彼女は悩んでいる人に手を差し出し、貧しい者に手を差し伸べる。彼女は家の者のために雪を恐れない。家の者はみな、あわせの着物を着ているからだ。彼女は自分のための敷き物を作り、彼女の着物は亜麻布と紫色の撚り糸でできている。夫は町囲みのうちで人々によく知られ、土地の長老たちとともに座に着く。彼女は亜麻布の着物を作って、売り、帯を作って、商人に渡す。彼女は力と気品を身につけ、ほほえみながら後の日を待つ。彼女は口を開いて知恵深く語り、その舌には恵みのおしえがある。彼女は家族の様子をよく見張り、怠惰のパンを食べない。その子たちは立ち上がって、彼女を幸いな者と言い、夫も彼女をほめたたえて言う。「しっかりしたことをする女は多いけれど、あなたはそのすべてにまさっている。」と。麗しさはいつわり。美しさはむなしい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。」
アーメン。
ではまた。
清宣教師