今朝も、玄関を出て空を見上げると、明るい陽射し、絹のような美しい雲が空に浮かんでおりました。「天のお父様、創造のみわざを賛美します」。さて、疲れている方はおられますか? 昨日のイザヤ書40章26節~31節のみことばがあります。「目を高く上げて、だれがこれらを創造したかを見よ。この方は、その万象を数えて呼び出し、一つ一つ、その名をもって、呼ばれる。・・・主は永遠の神、地の果てまで創造された方。疲れることなく、たゆむことなく、その英知は測り知れない。疲れた者には力を与え、精力のない者には活気をつける。若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。」
きょうの41章のみことばも創造主のみことばが続きます。1節―7節までは、歴史の支配者としての主です。2節の「ひとりの者」とは44章に名指しで呼ばれるペルシャのクロス2世(クロス大王)であり、主はイザヤを通して、ずっと後の預言をすることにより、全世界に対して、ご自分が歴史を支配されている方であることを示されています。
8節―20節では、イスラエルを守る神であることを示されています。主は、遠くユーフラテスの地から、イスラエルの父祖アブラハムを呼び出されました。それ以来、ずっと、イスラエルの民を守り、育てられてきました。9節から次のように、主は語っておられます。「わたしは、あなたを地の果てから連れ出し、地のはるかな所からあなたを呼び出して言った。『あなたは、わたしのしもべ。わたしはあなたを選んで、捨てなかった。』恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。・・・あなたの神、主であるわたしが、あなたの右の手を堅く握り、『恐れるな。わたしがあなたを助ける。』と言っているのだから。
このみことばは、この世から選ばれた私たちクリスチャン一人、一人に対しても語られている約束のことばです。そして、イエス様は、約束されました。[見よ。世の終わりまで、わたしはあなたと共にいる](マタイ28章20節)。
21節―29節は、偶像への挑戦です。主は偶像と偶像礼拝者に挑戦しています。この終わりの時代、さまざまな偶像に満ちた時代にあって、創造主は、偶像に挑戦されます。主は言われます。「わたしが見回しても、だれもいない。彼らの中には、わたしが尋ねても返事のできる助言者もいない。見よ。彼らはみな、偽りを言い、彼らのなす事はむなしい。彼らの鋳た像は風のように形もない。」(28節、29節)。私たちは、天と地と海と水の源を創造された神を礼拝する者です。価値観の多様な時代、もろもろの偶像に満ちた時代にあって、私たちは創造主を礼拝する者としての誇りをもって、世に屈することなく、聖書の道しるべに従って、生きる特権が与えられています。
清宣教師