さて、きょうはマルコの福音書16章です。ユダヤ人の指導者たちが、画策した陰謀により、イエス様が十字架で処刑されました。しかし、誰も予期しなかった出来事が起こりました。大逆転です。イエス様は復活されたのです。しかし、最初に聞いた婦人たちは驚きのあまり、口を閉ざし、そのニュースをきいた男性の弟子たちも、イエス様の復活を信じませんでした。それで、イエス様は11人の弟子たちが食卓についておられるとき、ご自身をあらわされました。そして、弟子たちの不信仰と頑なな心を責められました(16章14節)。ここでマルコが強調したかったことは、イエス様の復活というニュースを聞いてもだれもそれを信じられなかった事でした。それは到底信じられないことでした。しかし、それが現実のものであり、揺るがない事実なのだと知った時、かれらはもの凄い感動に包まれたのです。イエス様は、弟子たちに、「全世界に出て行き、すべての造られたものに、福音を宣べ伝えなさい。信じてバプテスマを受ける者は。救われます。・・・」と命じられました。そして、主イエス様は、天にあげられて、父なる神の右の座につかれました。そこで、弟子たちは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えました。主もまた、彼らと共に働かれて、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとして下さいました。この福音は、きよく、朽ちることのない、永遠の救いのおとずれです。そして、東の果てから西の果てまで送り届けられたのです。まさに、イエス様の復活から、約2千年が経ちました。そして、いま、全世界にこの福音が宣べ伝えられています。主のご計画は、創世の初めから、人間の目には隠されていましたが、遂に成就して、全世界の人々に明らかにされました。私たちは、復活の主の証人です。主は、私たちと共におられて、いまも、救いの福音に伴うしるしをもってみことばを確かなものとして下さいます。アーメン。
ハレルヤ。昨日は皆様のお祈りを感謝します。昨日の朝のテレビの解説では、宮城県への台風10号の上陸の確立は100%と報道されていましたから、宮城県への上陸がなくなったのは、確かに、創造主の御手によるものであるということになります。主は恵み深いお方です。これで、三度目の体験となりました。主は、風をしかりつけ、静められるお方です。
清宣教師