使徒ペテロがエルサレムに上京したとき、割礼を受けた者たちが待ち構えていました。そして、ペテロに対して割礼を受けていない異邦人の所へ行き、一緒に食事をしたことに対して、非難のことばを投げつけました。それに対して、ペテロは、事の次第を順序正しく説明したので、彼らは結局、沈黙しました(18節)。一方、イエス・キリストを信じたユダヤ人たちが、迫害により、散らされた時、行く先々でユダヤ人の同胞に福音を宣べ伝えました。その中で、異邦人であるギリシャ人たちに福音を宣べ伝えた人たちがいました。すると、なんと、主の御手が彼らと共にあったので、大勢の異邦人たちがイエスを救い主として受け入れました。それがアンテオケの教会の始まりです。そして、このアンテオケにおいて、人々は、キリストを信じる者たちに「キリスト者(クリスチャン)」というあだ名をつけました。その後、神のご計画の中で、このアンテオケ教会は、パウロやバルナバを異邦人の世界に送り出す世界宣教の教会として成長していきます。
きょうの個所では、ペテロが非難を受けたとき、感情的になることなく、事の次第を順序正しく説明することにより、聖霊様が働いて下さり、見事に問題が解決されたことを見ました。私たちも、思いがけない非難を受けたりしたときには、感情的になることなく、冷静に、事の次第を順序正しく説明することにより、多くの誤解や衝突を避けることが出来ることを教えていると思われます。「主に立ち返るなら、あなたがたは救われ、落ち着いて信頼するなら、あなたがたは力を得る」と約束されています。
清宣教師