明けましておめでとうございます。今年も1日1章、宜しくお願いします。
2017年が始まりました。きょうのエペソ人への手紙ですが、私たちの主イエス・キリストが全世界に建てられた教会の奥義について述べられている大事な手紙です。今年のように世界の情勢が混とんとして、不安定に見える時こそ、とても重要な手紙であると思います。聖書には終末のことが記されています。その中で、最も大きな役割を果たすべく、主が備えられたのが教会です。教会とは、建物ではなく、イエス・キリストを信じて、イエス・キリストによって召された者の集まり(エクレシア)です。パウロは、エペソ人への手紙の中で、創造の前、つまり、世界の基の置かれる前からの三位一体の神のご計画について述べています(1章4節)。
終末時代に生きる、私たちクリスチャンにとって、この奥義を理解することがとても重要になります。そこで、まだ、正月の休みが明けておりませんが、ひとこと、お伝えしたいと思った次第です。この1章を読むにあたり、3節~23節までを、「わたしたち」あるいは「あなたがた」と記されている個所を、「わたしたち」あるいは「あなたがた」という文字の代わりに、あなた自身のお名前を入れて、読んでください。つまり、佐藤○○とか、菅原○○とか、田中○○とか、ご自分の名を入れて読んでみて下さい。これが、創世の初めからの偉大な創造主なる神のご計画でした。そして、いま、2017年、私たちは、変わることがない神のご計画のただ中で生きているのです。この1年を始めるにあたり、ふさわしい、神のみことばであると思います。
教会、つまり、神のご計画の中での私たち(聖徒たち)の本質が記されています。神の奥義を知るために、神の知恵と啓示の御霊が与えられて、私たちの心の目が開かれて、私たちの受け継ぐものが、どのように栄光に富んだものかを知ることが出来ますように。今年も、お互いに、祈りつつ、みことばを学びたいと思います。
清宣教師