木々の芽の 僅かの膨らみ 心打つ    

昨日は、三神峯の公園を散歩しました。
いまは、すっかり、桜の葉が落ちています。
そして、桜の枝が、くっきりと、空に浮かんでいます。
よく見ると、わずかに、芽が膨らんでいます。
これが、春になると、膨らんで花を咲かせるのです。
冬の寒さの中で、木々の枝が、枯れ木のようにみえる季節です。
しかし、そのように枯れ木に見える枝には、すでに、芽のつぼみが用意されているのです。
冬という季節は、人生の終わりの時期に譬えられていますが、その季節に春のつぼみが用意されているのです。
そう思うと、心を打つのです。
私も72歳です。
御国での人生のつぼみがすでに、自分のうちで膨らみつつあると感じるのです。
主に感謝します。