、黙示録20章1節で、底知れぬところのカギを手にして、天から御使いが降りてきて、サタンを縛り、1000年の間、底知れぬところに投げ込み、そこを閉じました。こうして、サタンは諸国の民を惑わすことが出来なくなりました。それで、地上に、平和が訪れました。
イエスの御名のゆえに、殉教した人たち、イエスへの信仰を貫き通した人たちが生き返り、キリストと共に1000年の間、王として統治します。しかし、1000年のあと、再び、サタンがその牢から解き放たれます。それで、サタンは、世界の諸国民を惑わします。ゴグとマゴグとは、エゼキエル書にも預言されていますが、ゴグを支配者、マゴグを国民と理解する人、あるいは、ロシ(ロシア)、メシェク(モスクワ)と理解するひともいます。
そうすると、信じられないことに、あっという間に、手の平を返すようにして、サタンにつくものたちが増え拡がっていきます。海辺の砂のように、無数の者たちが心を翻して、主と聖徒たちに反逆します。そして、彼等は聖都エルサレムを包囲します。しかし、ついに、最終的な審判が下り、天から火が降ってきて彼らを焼き尽くしました。そして、悪魔も、獣も、偽預言者も、永遠に苦しみの場に入れられます。
さらに、旧い天と地は消え去ります。主の裁きがなされます。そこで、神の審判の光景が展開します。死んだ人々がみな生き返り、数々の書物に書かれている所に従って報いを受けます。「いのちの書」に記されている人たちも、各自が生前行ったすべての行いに従って報い(ご褒美、報酬)をうけます。
その他のすべての死者たち、海難事故で死んだ人たちも生き返り(海も死者をだし)、他の死者も生き返り(死もハデスも死者をだし)、神の前で、おのおのの行いに応じて裁き(刑罰の宣告)を受けた。次に、死とハデスも火の池に投げ込まれました。これが第2の死です。「いのちの書」にしるされていないものはみな、この火の池に投げ込まれました。これが第2の死であり、永遠の裁きです。
清宣教師