幕屋に関しては、出エジプト記25章から40章まで(途中の32章―34章を除く)、幕屋の造り方や建設、それに祭司の制度について詳しく説明されています。じつは、「幕屋」は、「旧約における福音」の提示ともいえるほど、大切なものだからです。幕屋のことは、新約聖書でたびたび、引用されています。幕屋の意味については、1.天にある本物の聖所の地上にある模型でした。2.幕屋は神の臨在の場所でした。3.幕屋は、神が人にお会いになる場所でした。別名、会見の天幕と呼ばれています。4.幕屋には、神の律法が保管されていました。5.幕屋はいけにえが捧げられる場所でした。6.幕屋は神を礼拝する場所でした。7.幕屋は、イエス・キリストご自身の型でした。また、幕屋の中にある多くの器具も、キリストの型でした。幕屋は型であり、影でした(へブル人への手紙10章1節参照)。神は、幕屋という型を通して、あらかじめ、キリストによる偉大な贖いのみわざを教えようとされたのです。
さて、まず、基本的な原則が示されています。それは、幕屋の建設に必要な材料は、すべて、民たちからの自発の捧げ物によりまかなわれました(25章2節)。幕屋は、すべて、心から進んで捧げられた物によってのみ建てあげられるのです。私たちの神への捧げ物は、すべて、強制的な物ではなく自発的な捧げ物によるものでした。なぜなら、神の御子キリストが、私たちのためにご自身を捧げられたのは、自発的な捧げ物であったからです。
そのあとで示されているのは、幕屋を造るための材料に関する指示でした。幕屋を作る目的は、主が民の間に住むための幕屋であることを明示しました(25章8節)。そこで強調されていることは、この幕屋(別名、聖所)は「わたしがあなたに示すのと全く同じように造らなければならない」(25章9節)という命令でした。まず、契約の箱(25章10節~16節)。次にその箱のふたとなる『贖いのふた』(25章17節~22節)。次に、供えのパンの机(25章23節~30節)。つぎに、純金の燭台(25章31節~39節)でした。これらは、いずれも、「良く注意して、あなたが山で示される型どおりに作れ。」(25章40節)と、再び、命じられました。
その後、26章で、幕、居た、垂れ幕、ついで27章で、祭壇、庭のかけ幕という順番で説明しています。
詳細については、のちほど、説明いたします。幕屋の器具や構造については、注解書に分り易い図が示されています。もし、注解書が手許になくて、図解を見ることが出来ない方は、ご連絡ください。あとで、コピーをお渡しいたします。
それでは、きょう、元気に過ごしましょう。「いつも、喜んでいなさい。絶えず、祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(テサロニケ人への手紙、第1、5章16節~18節)。それでは、気力、体力、免疫力が増し加えられますように、主イエスの名によってお祈りいたします。
清宣教師