1節~9節:モーセは2枚の石の板をもってシナイ山に登りました。そして、前と同じように、主が雲の中を降りて来られ主の御名を宣言されました。「主、主は、憐み深く、情け深い神、怒るのにおそく、・・・」。本当に、主は憐み深く、情け深い神様です。「どうか主が私たちの中にいて、進んで下さいますように。確かに、この民はうなじのこわい民ですが、どうか私たちの咎と罪を赦し、私たちをご自身の者として下さいますように」とのモーセの執り成しの祈りを聞き入れてくださいました。
10節~17節:イスラエルの民が約束の地に入るときには、その地の住民と契約を結ばないように忠告されました。偶像礼拝に陥る恐れがあるからです。私たちは、容易に周りの人たちの影響を受けやすいものです。お金さえあればというマモンの偶像の神礼拝、進化論のヒューマニズム(人間中心主義)の思想への同化、さまざまな恐れなど、私たちがこの世に生きる限り、どんどん、私たちに伝染してきます。そこは一線を画す必要があります。
18節~27節:イスラエルの民が、まことの神である主を覚えるために、主の例祭を守るように勧められています。1年に、主の前に出るために3大祭りが備えられていました。また、1週間に一度、安息日の休みがありました。私たちの場合は、安息日ではなく、週の初めの復活を記念しての主日の礼拝があります。また、イースターやクリスマスなどのお祭りもあります。
28節~35節:モーセが主とお会いしてお話ししたとき、モーセの顔が光を放つようになりました。モーセは主との話を終えると、顔におおいを掛けて、その輝きが消え去るのを人々に見せないようにしました。これに関連して、使徒パウロは、モーセに起こった出来事について、次のように解釈しています。「神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者です。文字は殺し、御霊は生かすからです。もし石に刻まれた文字による、死の務めにも栄光があって、モーセの顔の、やがて消え去る栄光のゆえにさえ、イスラエルの人々がモーセの顔を見つめることができなかったほどだとすれば、まして、御霊の務めには、どれほどの栄光があることでしょう。罪に定める務めに栄光があるのなら、義とする務めには、なおさら、栄光があふれるのです。そして、かつて栄光を受けたものは、この場合、さらにすぐれた栄光のゆえに、栄光のないものになっているからです。もし消え去るべきものにも栄光があったのなら、永続するものには、なおさら栄光があるはずです。このような望みを持っているので、私たちはきわめて大胆にふるまいます。そして、モーセが、消えうせるものの最後をイスラエルの人々に見せないように、顔におおいを掛けたようなことはしません。しかし、イスラエルの人々の思いは鈍くなったのです。というのは、今日に至るまで、古い契約が朗読されるときに、同じおおいが掛けられたままで、取りのけられてはいません。なぜなら、それはキリストによって取り除かれるものだからです。かえって、今日まで、モーセの書が朗読されるときはいつでも、彼らの心にはおおいが掛かっているのです。しかし、人が主に向くなら、そのおおいは取り除かれるのです。主は御霊です。そして、主の御霊のあるところには自由があります。私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」コリント人への手紙、第2、3章6節~18節。私たちは主イエス・キリストの贖いのみわざのゆえに、御霊による栄光を受ける幸いの中に導き入れられたのです。
きょう、聖霊様が、私のうちにあって、私を造り変えてください。さまざまな世の価値観や支配から逃れさせてください。御霊の自由の律法によって導いて下さい。
清宣教師
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