きょうの37章は、昨日に続いて、幕屋の造り方を復習しています。
まず、契約の箱(別名、あかしの箱)(1節~5節)、ついで、贖いのふた(6節~9節)、ついで、供えのパンの机(10節~15節)、ついで、机の上の器や注ぎの捧げ物を注ぐための皿や、ひしゃく、水差しや、びんについて(16節)、ついで、燭台(17節~24節)、ついで、香の檀(25節~28節)、それから、聖なるそそぎの油と純粋な香りの高い香について記しています(29節)。
契約の箱は、長さ2キュビト半、幅1キュビト半、高さ1キュビト半でした。キュビトは、腕のひじのところから指の先までの長さで、ほぼ44cmです。ご自分の腕のひじのところから、指先までの距離を測ってみましょう。現代の寸法では、長さ110cm、幅66cm、高さ66cmとなります。ふつう、両手をひろげると、110cmを超えてしまいます。それよりも、短いものでした。私が感じたのは、自分が描いていたものよりも、ずいぶん、小さい箱だと思いました。みなさんはどうでだったでしょうか?
供えのパンの机は、長さが2キュビト、幅は1キュビト、高さは1キュビト半でした。現代の寸法では、長さが88cm、幅が44cm、高さが66cmです。机の上には、12個のパンが備えられていて、安息日ごとに更新されていました。
前にもお勧めしましたが、幕屋の構造や内部の器具について描いた図や写真をご覧になったことがない方はぜひ、ご覧になって欲しいと思います。イメージが湧かないと、出エジプト記も、レビ記も、細かい文字で書かれた生命保険の契約書ような感じで、つまらないものとなってしまいます。プリントを希望される方は遠慮なく、お申し込みください(すでに数名の方が申し込まれましたが、残部があります)。進化論はすべては偶然の産物であると主張します。一方、創造主なる神は、ひとつひとつを、目的をもって設計され、最高のデザインをもって造られたと主張します。この出エジプト記には、2回も繰り返して、幕屋の構造とデザインについて詳しく触れられています。神様のデザインの深みを味わっていただきたいと思います。
きょうも、創造主の美しいデザインを味わいましょう。通勤の途中、あるいは、家事の合間に、空を見上げてみましょう。私たちの神は、英知と美の極みであるおかたです。
清宣教師