今日の詩篇21篇は、「主よ。王はあなたの御力を、喜びましょう」という出だしから、昨日の20篇の続きと考えられています。祈りに応えて王に勝利を賜った主なる神に、民が感謝を捧げる詩となっています。なお、4節の「とこしえまでの長い日々」とか6節の「とこしえに彼を祝福し」という表現から、ダビデ王に関するものではなく、ダビデ契約に基づく王国の永続を祈る詩篇とすれば、これは「メシヤ詩篇」のひとつと理解することも出来ます。1節~7節では、主の民が、王の勝利を喜び、主なる神(あなた)に感謝を捧げています。8節~13節では、これらの勝利は、主の御手によることを言い表しています。冒頭の1節で、「主の御力」を賛美することから始まり、最後の13節で、再び、「主の御力」を賛美して閉じています。
今日の聖書箇所から教えられることは、私たちの人生においても、私たちのために勝利をもたらしてくださるのは「主の御力」です。きょう、主により頼みます。どうぞ、主よ。私たちの信仰をリフレッシュしてください。主の御力により勝利をもたらしてください。今日の1日の歩みを、主に委ねます。
清宣教師