今日は10章です。昨日の9章に続いて、知恵と愚かさをテーマにした、さまざまな箴言のことばがまとめられています。1節:香りのよい高価な香油も、死んだハエが落ちると価値がなくなるように、少しの愚かさでも知恵や栄誉を傷つけて無益なものにしてしまう。2節:「右」は力とか、幸運を意味し、「左」は不幸とか災害を意味する。3節:愚かな者は自分の生活の中で、みずから愚かさを表してしまう。4節:王が立腹した時は、あわてて退出することなく、冷静に対処することが求められる。5節~7節:権力者の犯す過失について語られています。8節:愚かな者は、いろいろ悪いことを企てるが、自業自得の結果に終わる。「石垣を崩す」とは、他人の家に盗みに入ろうとするための行動。9節:結果を前もって予測しておかないと、危険な目に遭ってしまう。10節:骨惜しみをして斧の刃をとかないと、かえって余計な労力をとられることになってしまう。11節:念には念を入れて注意しないと、すべてが水の泡になってしまう。12節~15節:ことばにおける愚かさについてのべている。16節~17節:王が子供である場合、統制力を欠くため、首長たちが朝から食事に時間を費やしているが、王が貴族の出身である場合、統治する能力が備わっているので、国の秩序も保たれる。18節:個人の家の管理において、怠惰な者は、家を壊されるまで、手をこまねいている。19節:勤勉な者は、ブドウ酒にも金銭にも困らない。20節:「壁に耳あり、障子に眼あり」。最も個人的な部屋であり、誰も聞いていないはずと油断するのは禁物である。
今日の聖書箇所から教えられることは、神様に愛されている神様の作品である私たちは、食べるにも、飲むにも、何をするにも神様の栄光を表すように行動することです。
清宣教師