イザヤ書19章に入りました。18章ではクシュの裁きでした。今日の19章の時代は、エジプト第25王朝のころで、当時、クシュ出身の王が支配していたころです。それで、エジプトもクシュも一緒でした。それで、イザヤ書の預言の中でも、同義語のように一緒に用いられています。1節―15節はエジプトへの裁きの宣告です。その内容は、内乱による政治的な崩壊(1-4節)、ナイル川の干ばつなどの自然災害による綿花や亜麻の生産の減少による経済的な打撃(5節―10節)について預言しています。また、軍事的、政治的、経済的な優位を誇ってきたエジプトが、知恵においても衰えていく様子を預言しています(11節―15節)。1節―15節は詩文形式だったのが、後半の16節―25節は散文形式になります。中でも繰り返し強調されているのは「その日」ということばで、16,18,19,21,23,24節に出てきます。「その日」を繰り返すことにより、主の御計画が前進していることを示します。内容的には、エジプトが悔い改め、アッシリアも悔い改め、主の祝福にあずかるという預言です。この預言はまだ、成就していないので、これから終末の時代に成就するものと考えられています。
今日の聖書箇所から教えられることは、創造主なる神が人類の歴史を主権をもって支配されていることです。日本は尖閣諸島の問題では中国との間で、竹島の問題では韓国との間で、さらには北方4島の問題ではロシアとの間で、それぞれ、両国民の間に理解の相違があります。また、北朝鮮の核問題、拉致事件も未解決です。私たちクリスチャンこそ、これらの外交の諸問題について、主が平和裏に解決してくださることを求めて祈り続けたいと思います。
清宣教師