ヨハネの福音書11章です。今日の聖書の箇所ですが、死後4日も経過して、すでに墓に納められて、腐敗しているに違いないラザロ。その墓の前で、主イエス様は大声で叫びました。「ラザロよ。出てきなさい。」すると、ラザロが墓から出てきました。すでにどうしようもない状況に陥っていましたが、主イエス様は、不可能を可能に変え、問題を解決して下さいました。イエス様は生きておられます。生ける主イエス様に完全な解決を求める時はいつですか?「わたしを信じるならあなたは神の栄光を見る」と、イエス様が語りかけておられます。他のだれでもない、私たちの救い主、イエス様が問題を解決してくださることを信じて、委ねましょう。すでに、解決をあきらめて、もう、どうしようもない、心の中の墓のなかに葬って何日もたっている問題を主に委ねましょう。何カ月もたっている問題を主に委ねましょう。心の墓の入り口をふさいでいる絶望、あきらめの石を取り除けましょう。イエス様は、すでに死臭で満ちていたラザロの墓のなかを清めてくださいました。復活のいのちの力により、芳しい香りに変えてくださいました。問題を解決してくださるのはイエス様だけです。ところで、私たちの周りは、科学技術への信仰で満ちています。世の人、そして、科学者も、「神には出来ないが、人には出来る」という叫びに満ちているように感じます。先端技術、先端医療、再生医療、カウンセリング、専門教育、・・・・、大きな叫びが響いてきます。

しかし、私たちの叫びは違います。「人には出来ないが、神には出来る」です。私たちは、小さな群れですが、神の家族です。神の作品である私たちです。『ラザロよ。出てきなさい』と大声で叫ばれたイエス様の叫びが、私たちの耳に届きますように。「ラザロよ。出てきなさい」と大声で叫ばれたイエス様の声に耳を傾けましょう。イエス様は、死からいのちへと、変えてくださいます。主よ。わたしの腐った肉のいのちを取り除き、聖なる霊のいのちによって置き換えてください。私のうちに、霊のリバイバルを与えてください。福音宣教と創造論宣教のために、私たちの内に大きなビジョンを与えてください。

清宣教師