新型コロナウィルスに関する祈りの参考資料(1)(2020年4月15日発行)

兄弟姉妹の皆様、新型コロナウィルスの収束のために、一致してお祈りするための参考資料です。今後、必要に応じて証しや祈りの課題を提供します。 文責:清宣教師、監修:堅牧師、協力:祈祷委員長、姉妹教会の先生

 

一般的な祈りの課題(例)

(1)首相、各都府県の知事たちのため

安倍首相、関係閣僚をはじめ、緊急事態宣言を発出している都府県の知事たちが、情勢を正しく判断し、的確な指示を出すことが出来るように、それを支える専門家の人たちが適切な助言を出すことが出来るように。

(2)新型コロナウィルスの感染を防ぐ対策が効果を発揮できるように。

不要不急の外出の自粛、密集・密閉・密接の3密を避ける行動が効果をあげることができるように。

(3)アメリカ、ヨーロッパ諸国、世界中の新型コロナウィルスの蔓延がとどめられるように。

主の恵みにより、新型コロナウィルスの病原性が弱められ、感染力も弱まりますように。

(4)医療関係者のため

直接、感染経路の判定や治療などにかかわる医療関係者が感染から守られ、健康が守られるように。

地方自治体の職員の健康、感染者を収容する保健所、病院、ホテルなどの関係者の健康が守られるように。

治療にあたる病院の関係者、医療従事者の家族が地域の人たちから差別をうけることがないように。

(5)十分な医療体制が維持されるため

人工呼吸器(エクモ)、防御服、マスク、その他の医療機器や装備が十分に生産、流通、支給されるように。

新型コロナウィルスのワクチンの開発、治療薬の発見と供給などが早急に準備、普及できるように。

(6)事業所や個人の経済が守られるように。

観光関連の事業所、航空、観光バス、タクシー、観光地の商店、飲食店、ホテル、民宿などの経営のため。

消費や流通の落ち込みにより打撃をうけている大企業、中小企業、製造業、一般の商店などの経営のため。

(7)教育関係のため

小・中学校、高校、大学などの教育が滞ることなく、学習できるように、インターネット利用の授業など。

こどもたちの情緒が守られるように、家庭内の教育環境が守られるように。

(8)正しい情報の判断力が与えられるように。

間違った情報、フェイクニューズなど、差別的なあおりに対して、正しい判断ができるように。

(9)生物兵器、DNA改変技術などの中止のため

中国、ロシア、アメリカなどの生物兵器や遺伝子操作などの開発がとどめられるように。

(10)私たちの健全な歩みのため

不要不急の外出を自粛するように求められている今、この機会を用いて、みことばと祈りを通して主のみこころを

深く理解するものとしてください。また、個人のディボーションを祝福してください。

 

牧師先生方からいただいた祈りの課題

1、悔い改めと祈りの機会となるように。  悪い出来事が益に変えられるように。教会に良い変化が生まれるように。

2、世の中の悪いものに流されず、信仰の成長の時となるように。

特に家にこもりっきりの学生たちが良いものに満たされるように。家族の交わりが祝福されるように。

3、信仰の交わりが途切れることのないように。

電話、手紙、メール、などで積極的に交わりを持てるように。ネット配信が用いられるように。

4、信徒家族と教会の経済的な危機を乗り越えられるように。

5.コロナに感染したクリスチャンが、病院や他の感染者に福音を伝えることができるように、今から個人伝道の準備ができるようにしてください。

6.食料の自給率35%の日本は、アメリカや中国からの作物が入ってこないことですごい食糧不足と値段が上がることになります。地方自治体が、知恵をもって、仕事ができない方々に休んでいる田んぼや畑で、お米や作物を 作ることができるように、対応できますように。今からなら田植えに間に合いますから、そういう政策がすぐに始まり、仕事のない人の仕事に繋がりますように。そして夏や秋にしっかり収穫できますように、また、田んぼは、収穫が終わったら、秋から麦を植えて、小麦粉も作れるように準備できますように。

7.家にとどまる子供たちが、神様のことを学ぶチャンスとして、ネットを用いて聖書の勉強ができますように。

8.運動不足になるお年寄りの健康が守られますように

9.教会の教職者のかたがた、とくに呼吸器系の疾患や持病を抱える方々が感染から守られますように。

 

聖書の視点、祈りの課題(案)

創造主はいたずらに人に苦しみを与えるお方ではありません。聖書を見ると、新型コロナウィルスの災いは、

「疫病」といわれるものに相当すると考えます。疫病の発生の理由としては、人々の罪に対する神の裁き、あるいは、人々の罪に対する神からの警告などが考えられます。今回の新型コロナウィルスの疫病は、迫りくる世の終わりのしるしの一つである、と受け止めておられる教職者の方が多いようです。

さて、主はいま、何かをなさろうとされていると感じます。これまで経済力、科学技術、人間中心主義の圧倒的な力で支配してきた世界の国々の歩みが、新型コロナウィルスの影響で、否応なしにストップしています。顕微鏡で見ることが出来ないくらいに小さな存在であるウィルスによってストップされました。「考えよ!」というサインです。

旧約聖書の中で、ニムロデという権力者が、それこそ、経済力、科学技術、人間中心主義の圧倒的な力で、世界を支配し、創造主に対する反逆のシンボルとしてバベルの塔を建設しました。その時、主は直接介入されて、ことばを混乱させ、バベルの塔の完成を阻止されました。そして、主のご計画の通りに、人類を地のおもてに散らされました。それは災いという面もありますが、それ以上、人類が一致結束して進むなら、人類の破滅を招くのが必至の状況であり、そこから人類を救われたという、神の憐れみのみわざという面があります。今回の新型コロナウィルスによる創造主の介入は、破滅に向かって突き進む人類に対して、ストップをかけられたとみることも出来ます。

いま、「眠っている人よ、目を覚ませ。死者の中から立ち上がれ」(エペソ人への手紙5章14節)という御声が響き渡り、教会の中から立ち上がる人たちが起こされ、死んだ宗教ではなく、キリストのいのちにあって立ち上がる人たちによって、御国が訪れる時が来ているように感じます。それで、私なりには、これまでの個人としての信仰生活の歩み、私たちの地域教会の歩み、あるいは、これまでの日本のキリスト教の歩みを振り返り、反省し、悔い改める機会として与えられている、と考えております。世の光、地の塩、城壁の見張り役、逃れの場、救いの場としての教会としての本来の役割を果たすために、私たちは何をすべきだったのか、また、これから何を目指すべきかを問われている、と考えます。この機会に主から示されたことを、兄弟姉妹と分かち合い、主の前に悔い改め、また、祈り、それぞれが苦難の時代にも主イエスに対する信仰を堅持し、主に仕えることが出来るように、準備したいと思います。そして、個人として、教会として、そして、日本全体として、主のリバイバルが訪れるように祈ります。

祈り:

天と地と海と水の源を創造された神様、私たちがどのようにあるべきだったのか、個人として、教会として悔い改めるべき事柄を示してください。また、これからの歩むべき道をも明確に示してください。今回の出来事が、今後の世界の情勢に深刻な対立や戦争などを引き起こすことがありませんようにお守りください。また、世界的な貧富の格差、独裁的な政治、監視社会への道を進むことがないようにお守りください。創造主を認めず、明らかに創造主のみこころに反する、同性愛、同性婚の受け入れをはじめとして、生物の種類を破壊する遺伝子操作、人類の生殖細胞の遺伝子改変などの受け入れに見られるキリスト教の背教、創造主に対する明らかな反逆である、無神論、進化論、唯物論などを推進する国家的な戦略に妥協するキリスト教の姿勢、聖書の教えではなく、人間中心主義に生きることになってしまった私たちクリスチャンのありかた、それらの一切を悔い改めます。

この機会に、お互いに理解し、協力し合うこと、いのちの尊厳、弱者の尊重へと向かわせてください。そのために、全世界のクリスチャンが、人間中心主義を完全に捨てて、神のみことばに立ち、御霊に満たされて生きるクリスチャンとなりますように導いてください。目を覚まして、主の再臨を待ち望むひとりひとりとしてください。

これまで、当たり前のように、主日礼拝に参加し、祈祷会や他の集会に参加しましたが、それらのことは、当たり前のことではなく、創造主なる神様の守りと恵みがあったからであることを知らされました。どうか、1日も早く、新型コロナウィルスの蔓延がとどめられて、再び、主日礼拝や祈祷会、その他の集会、おはなかふぇ、県外での創造論宣教など、自由に開催できるように道を開いてください。これからの私たち個人の歩み、また、教会の歩みを祝福してください。

*いまは、ひとりひとりが、置かれた場所でお祈りするときです!

あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋に入りなさい。そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなた

の父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。

マタイの福音書6章6節