いよいよ、ダビデが長い間、心の中に秘めていた計画が成就する日が来ました。神の箱(契約の箱)がエルサレムの町に運び込まれ、準備しておいた天幕の真ん中に安置されました。そして、神の前に全焼のいけにえと和解のいけにえとを捧げました。ダビデはこれらのいけにえを捧げた後、主の御名によってイスラエルの全会衆を祝福しました。また、その喜びを民たちみなと分かち合うために、イスラエルの民のひとりひとりに、男女を問わず、丸型のパンとなつめやしの菓子と干しぶどうの菓子をプレゼントしました。日本で言えば、紅白のモチのような感じですね。そして、みことばに従い、レビ人たち、聖歌隊、祭司たちが契約の箱の前に立ち並びました。そして、その日その時、ダビデはアサフとその兄弟たちを用いて、主を賛美しました。力いっぱい、天と地を造られた主を賛美しました。それが終わると、民たちはみな、アーメンと言って主をほめたたえました。それ以来、主の契約の箱の前に、毎日の日課が定められました。また、門衛たちの役割、祭司たちの役割、聖歌隊の役割などが定められました。こうして、すべてが整えられて後、民たちはそれぞれ、自分の家に帰りました。そのあと、ダビデもまた、自分の家に帰り、家族を祝福しました。
私たちの教会でも、主日の礼拝のためには、たくさんの奉仕の種類があります。それぞれの兄弟姉妹がその奉仕を分担することにより、礼拝が成り立っています。兄弟姉妹の奉仕を感謝し、兄弟姉妹の奉仕が豊かな実を結ぶように、ご一緒にお祈りしていきたいと思います。
清宣教師