ここには、エズラと共に、エルサレムに上ったひとたちのリストが記されています。一族のかしらごとに、分類されています。男子だけで、1,496人でした。女性や子供たちを含めると、5千人を超える大集団であったと考えられます。エズラは、神から委ねられた使命の重大さを覚えて、旅支度ができた彼らを、アハワに流れる川のほとりに集めました。ここで、3日間を過ごしました。まずは、構成メンバーの点呼、確認から始めました。使命を果たすために必要な人材がすでに揃っているかどうか、確認したのです。その結果、レビ人たちがひとりもいないことを知り、驚きました。そこで、かしらたちを集めて、レビ人を捜しだし、レビ人を連れてくるように命じました。その結果、38名のレビ人たちとレビ人を補佐する「宮に仕えるしもべたち」220名が加わることになりました。そこで、エズラは、会衆に断食を布告しました。神の前にへりくだり、自分自身、妻たち、こどもたちの無事のため、そして、道中の安全と持ち物の安全のために、神に願い求めるためでした。実は、これには理由がありました。エズラが王の前で、主なる神ご自身が自分たちを守られるので、道中の敵から守る部隊や騎兵たちを辞退したからです。しかし、現実にはこれは厳しい事でした。守備隊や騎兵たちなしに、長旅をしなければならないのです。ですから、断食をして、祈り求めたのです。その結果、主からの守りの約束をいただくことができました。そこで、王や議官たちの捧げ物、それにつかさたちやイスラエルの民たちの捧げ物を、すべて計量して、記録し、祭司長たちの内から12名を選び、託しました。そして、彼らに寝ずの番を命じました。そして、遂に、エルサレムまで、約4,100キロメートルの旅に出ました。4ヶ月にわたる旅です。そして、神の御手が、彼ら一行の上にあったので、無事に、エルサレムに着くことが出来ました。そして、奉納物を、正確に、主の宮に納めることが出来ました。全焼のいけにえが捧げられ、また、罪のためのいけにえが捧げられました。そして、彼らは王の命令書を王の太守や総督たちに渡しました。その結果、太守たちや総督たちは、王の命令に従い、帰還した民、それに神の宮の働きのために、援助を与えました。
今日の個所は、エズラの決断が際立っています。王の前で、「主は生きておられる」という証しをすることでした。それで、自分たちの道中を守るための守備隊や騎兵隊を断ったのです。これはものすごい信仰の決断でした。さらに、全集団と共に断食をして、その決断を共有しました。敵の襲撃を受けて滅びる時は、一緒です。運命共同体です。かれらは、真剣に、主の前に悔い改め、そして、祈りました。そして、主はその願いを受け入れて下さいました。私たちも、時には、決断が必要です。主にのみ信頼するという姿勢を公けに示すことが必要な時があります。そのようなとき、私たちが決断できますように、日ごろから、主に信頼する心を養いましょう。
清宣教師