エステル記も、いよいよ、最後の章となりました。主はモルデカイを立てて、ペルシャにおけるユダヤ人たちを守って下さり、その地で繁栄させてくださいました。エステル記は、次の言葉で閉じられています。「それはユダヤ人モルデカイが、アハシュエロス王の次に位し、ユダヤ人の中でも大いなる者であり、彼の多くの同胞たちに敬愛され、自分の民の幸福を求め、自分の全民族に平和を語ったからである。」(10章3節)。やがて、新約聖書において、御子イエス様が、神の民の幸福を求め、平和の福音を語って下さったことを予表する出来事でした。
私たちの人生は、日常の連続で、平凡な毎日のようですが、時には、主のご計画により、思いがけない出来事が起こるものです。
数年前の出来事です。「森 祐理コンサート:あなたと共に」が、亘理公民館で開催されました。集会の最後に、会場からアンコールのコールがあり、再登場されて一曲歌われて森祐理さんは退場されました。しかし、アンコールのコールがなりやまず、森祐理さんが再登場されました。再々アンコールの曲までは準備されなかったようで、少し戸惑われていましたが、「明日はどんな日かわたしは知らない」の賛美を歌い始められました。そして、会場の聴衆の中に入って来られました。途中、いろいろな方にマイクを向けられていましたが、ついに、私の椅子の前で立ち止まりました。心臓がドキッとしました。
すると、森祐理さんは、私にもマイクを向けられて歌うように促されました。短いフレーズでしたが、歌いました。会が終わってから、私の座席のところに来られて、「とっても素敵な声でした」と言われました!!!まさか、森祐理さんとデュエット出来るとは思いもよりませんでした。時には思いがけない、神様からのプレゼントがあります。
今日の一日、皆様に、主が楽しい1日を与えて下さいますように。平和と喜びが、皆様の心を満たしてくださいますように、お祈りいたします。明日からヨブ記です。
清宣教師