今日の詩篇21篇は、「主よ。王はあなたの御力を、喜びましょう」という出だしから、昨日の20篇の続きと考えられています。祈りに応えて王に勝利を賜った主なる神に、民が感謝を捧げる詩となっています。なお、4節の「とこしえまでの長い日々」とか6節の「とこしえに彼を祝福し」という表現から、ダビデ王に関するものではなく、ダビデ契約に基づく王国の永続を祈る詩篇とすれば、これは「メシヤ詩篇」のひとつと理解することも出来ます。
1節~7節では、主の民が、王の勝利を喜び、主なる神(あなた)に感謝を捧げています。
8節~13節では、これらの勝利は、主の御手によることを言い表しています。
冒頭の1節で、「主の御力」を賛美することから始まり、最後の13節で、再び、「主の御力」を賛美して閉じています。
今日の聖書箇所から教えられることは、私たちの人生においても、私たちのために勝利をもたらしてくださるのは「主の御力」です。きょう、主により頼みます。どうぞ、主よ。私たちの信仰をリフレッシュしてください。主の御力により勝利をもたらしてください。今日の1日の歩みを、主に委ねます。
付録:ここで、詩篇21篇に直接、関係ありませんが、ひとつのことを紹介します。新聖書講解シリーズ旧約19巻、新約19巻が「いのちのことば社」から出版されています。私は、主に、この講解シリーズを参考にしております。必要に応じて他の参考書も読んでおります。ところで、詩篇1篇~72篇は、富井悠夫先生が執筆を担当しています。富井悠夫先生はへブル大学に留学し、神戸改革派神学校教授、堺みくに教会牧師を歴任し、現在は80歳?で引退牧師をしておられます。牧師を退かれてから、米国のAiG(創造論団体)で出版している書籍を日本語に翻訳するご奉仕をしておられ、現在、30冊くらいになっています。富井先生ご夫妻とは、3年前のノアの箱船記念館のツアーで、一緒になり、意気投合しました。私の聖書の創造論宣教の働きを強力にバックアップしてくださっています。とても助かっています。主のみちからは、このように、具体的な人物を通しても表されます。
ハレルヤ!主をほめたたえます。
清宣教師