詩篇146篇から150篇までの5つの詩篇は「ハレルヤ詩篇」と呼ばれています。これらの詩篇では、すべて、はじめと終わりに「ハレルヤ」という叫びがなされているからです。ユダヤ教では、会堂での朝の祈りに用いられる伝統がありました。きょうの詩篇148篇は、天上のものも、地上のものも、太陽も月も星も、動物も鳥も人間も、被造物すべてが創造主をほめたたえるように勧めています。
1節―6節において、天上にあるものへの賛美の勧めがなされています。
7節―13節において、地上にあるものへの賛美の勧めがなされています。
14節の最後において、賛美の理由を述べています。それは主がイスラエルの歴史に介入し、ダビデ王朝の栄光の回復をもたらされたからです。おそらく、バビロン捕囚からの解放とイスラエルの再建のことを指していると思われます。
今日の聖書箇所から教えられることは、創造主は天地創造の初めからご自身の栄光を現されました。そして、やがて、新天新地において、創造主は、すべての民に対して、ご自身の栄光をあますところなく現されます。ハレルヤ!
今日も、清宣教師は、東京都立科学技術高校の短期集中講座で1,2年生の受講希望者を対象にしてお話をします。「生物の本質についての二つの見方」です。つまり、いのちはどこから来たのか、進化論者が言うように偶然の産物か、あるいは、創造論者が言うように創造主の作品であるのか、このことについて考えます。最後の質問の時間には、高校生から鋭い質問が投げかけられる恐れがあります。そのとき、聖霊様のお導きにより、ユーモアを交えて回答することが出来ますように、お祈りのご支援をよろしくお願いいたします。また、「あなたの若いうちに、あなた創造主を覚えよ」という聖書のことばがあります。若い彼らが、進化論だけでなく、創造論があることに気づき、真実はどちらにあるのか、正しい判断が出来ますようにも、お祈りください。
清宣教師