6章も、3章~5章の課題と共通の課題であるイスラエルの罪とそれに対する審判が宣言されます。1節―7節は、権力者、上流階級の人たちのおごり、ぜいたくな生活を指摘し、もはや、そのようなぜいたくは出来なくなることを宣言しています。8節―14節はイスラエルの滅亡の預言です。13節の「ロ・ダバル」とは、「存在しないもの」「理由のないもの」という意味です。イスラエルの支配者階級が頼りにしている軍事力が何の役にも立たないものとなることを示しています。私たちも、いつのまにか、世の価値観に押し流されて「ロ・ダバル」(真の必要に対して役に立たないもの)を求めてしまうことがあります。例えば、富、地位、名誉などなどです。私たちのまことの羊飼い、まことの葡萄の樹である主イエス様に信頼し、きょうも、生活しましょう。
清宣教師