新型コロナウィルスに関する祈りの参考資料(4)(2020年5月15日)

 

ここまで、第1号~3号まで、発行してきましたが、今回は第4号です。

状況に応じて祈りの課題を更新しました。

 

1.創造の秩序を破壊する人類の行為が地球環境を破壊し新型コロナウィルスの災禍などを招いている!

祈りの例:(再掲)

天と地と海と水の源を創造された神様、私たちがどのようにあるべきだったのか、個人として、教会として悔い改めるべき事柄を示してください。また、これからの歩むべき道をも明確に示してください。今回の出来事が、今後の世界の情勢に深刻な対立や戦争などを引き起こすことがありませんようにお守りください。また、世界的な貧富の格差、独裁的な政治、監視社会への道を進むことがないようにお守りください。創造主を認めず、明らかに創造主のみこころに反する、同性愛、同性婚の受け入れをはじめとして、生物の種類を破壊する遺伝子操作、人類の生殖細胞の遺伝子改変などの受け入れに見られる創造の秩序の破壊、教育やメディアの分野における無神論、進化論、唯物論などの一方的な宣伝による創造主の否定、また、聖書の教えではなく、人間中心主義に生きることになってしまった私たちクリスチャンのありかた、それらの一切を悔い改めます。

この機会に、お互いに理解し、協力し合うこと、いのちの尊厳、弱者の尊重へと向かわせてください。そのために、全世界のクリスチャンが、人間中心主義を完全に捨てて、神のみことばに立ち、御霊に満たされて生きるクリスチャンとなりますように導いてください。目を覚まして、主の再臨を待ち望むひとりひとりとしてください。

これまで、当たり前のように、主日礼拝に参加し、祈祷会や他の集会に参加しましたが、それらのことは、当たり前のことではなく、創造主なる神様の守りと恵みがあったからです。どうか、1日も早く、新型コロナウィルスの蔓延がとどめられて、再び、主日礼拝や祈祷会、その他の集会、おはなかふぇ、を開催できますように。また、「あなた がたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。」という宣教命令を果たすために、日本各地での創造論宣教、聖書の創造論講義などを再び、開催できるように道を開いてください。そして、日本にリバイバルを起こしてください。私たちの国を創造主のもとへ立ちかえらせてください。

 

2.今週のみ言葉(T.N師、愛知県)

「あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見いだそう。あなたの受ける分を七人か八人に分けておけ。地上でどんなわざわいが起こるかあなたは知らないのだから。(伝道者の書11:1、2)」

主イエスキリストの御名を賛美し、その力強いみ業と全能の働きを心からほめたたえます。メディアを通してCOVID-19(新型コロナウイルス)のニュースに占領された世界ですが、イエス様の主権と支配が世界を覆い、万軍の主が私たちと共におられる事を宣言していくことの大切さを覚えます。「目を上げてみよ。」と主はみ言葉を通して、何度も語り続けています。目を全能なる主に向けて歩み続けるものとなりましょう。

魚のお話しをさせて頂きます。イワシ、サンマ、マグロ、カツオなどのことを回遊魚と呼びますが、彼らは泳ぎ続けることで酸素を取り入れ生きることが出来ます。泳ぎを止めてしまったらしばらくすると死んでしまいます。あたかも現代の世界、特に経済と同じようだと感じます。泳ぎ続けることで生きていることを実感するのです。一方で、根魚と呼ばれる種類がいます。クエ、カサゴ、アイナメなどです。これらの魚は岩の中などに潜んでじっとしていて、目の前を通りかかる魚などを餌にして生きています。強力なエラを持っており、瞬時には素早く動くことが可能ですが、泳ぎ続けることは得意ではありません。

ブラックバスという、日本では外来生物の魚がいますが、彼らはゆっくり泳ぎ回ることも出来ますが、水の中でホバリングして、じっと動かないでことも、湖底に潜むことも出来ます。勿論、素早く泳ぐことも出来ます。だからこそ色々な環境に適応して、外来生物としてどんなところでも繁殖するのだと思います。

私たち教会は、回遊魚的なものではなく、根魚やブラックバスのように、時にはじっと忍耐し、生き続けるものでありたいと願います。とりなしにおいても、このような事態の場合、頻繁にとりなしの為に出かけることは難しいかもしれませんが、じっと潜んで力強く生き続け、とりなし続けるものでありたいと願わされます。

 

 

 3. 先生方からの祈りの課題

1)東京以外は、早くロックダウンをやめて、学校が早く始まりますように。

  勉強することのできない子どもたちに、対する虐待になります。学校での感染リスクは少ないし、今は気候が

良いので、窓を開けての授業なら、問題はない。9月に始めたら、すぐに秋になり、また寒くなると窓を閉め切って

密室になるので、次の冬に備えて、少しでも早く学校が始まって欲しいです。お店や企業も、距離をとるなどの

対策をして、すべての業種で再開できるように。

2)失業、廃業など、生活に困っている人々を早く助けることができますように。

3)家でのストレスを発散できる知恵と方法が与えられて、虐待やDVや性的虐待被害から、弱い子供や女性が守られますように。

4)仕事のない人々が、休んでいる畑や田んぼを用いて、作物を作ることができるように。

  またコメの収穫の後は麦を作ることができるように。この秋からは食料不足になることに備えることができるように。

5)チャンスをいただいて、多くのクリスチャンが福音伝道をできるように。

日本がまことの神さまを信じる信仰に、目が開かれるように。

 

4.ルーマニア宣教師の報告と祈りの課題

御名を心から賛美いたします。5月に入って、こちらも大分夏らしい気候になって来ました。日本もコロナ自粛で大変なところを通っておられると聞きます。こちらも同じように厳しい規制により教会も喫茶店も閉鎖され2か月が経とうとしています。 やっと少しずつ規制解除の目処が見えて来た様ですが、人が多人数集まる所はまだ規制が敷かれたまま、個人的な外出規制などは5月中旬に解かれるようです。予定していた帰国と宣教報告が出来ないので、少々大変な中で祈らされていますが、主を見上げて新しく動き始める準備に取り掛かっています。 どうかお祈りください。(川井 勝太郎)

 

  1. 今後の状況の見通しと祈りの課題

・世界的な経済の落ち込みに伴う日本の経済の不況

   全世界的な経済活動の停滞により、日本の経済的な状況も、深刻な打撃をうけることを、多くの人が指摘しています。新型コロナウィルスの感染が一段落しても、第2波、第3波が襲うことが予測されています。これからは、今までと異なり、私たちの生活の水準の落ち込みを覚悟して、備える必要があります。

聖書は、一貫して、富(経済力)に頼るのではなく、それを支配しておられる創造主なる神に頼るように勧めて

      います。この機会に満ち足りることを覚えて、互いに助けることが出来るように、天からの知恵をいただきましょう。

   天地万物を創造された主なる神様は、神の国と神の義とを第1に求めるように命じられました。そうすれば、

私たちの生活の必要のすべてを満たしてくださると約束してくださいました(マタイの福音書、6章33節)。

・オリンピック&パラリンピック東京・2020のこと

  主のみこころならば、新型コロナウィルスの感染が治まり、2021年夏に、オリンピックとパラリンピックが東京で

無事に開催されますように。全世界が、平和の尊さを再確認し、創造主に栄光を帰する機会となりますように。

新型コロナウィルスとの戦いに勝利した人類などという高ぶりの宣言を出すことがありませんように。主の前にへり

くだり、再び、罪を犯すことがないようにしてください。イエス・キリストの御名があがめられる機会となりますように。

・新しい生活様式

  3密を避ける新しい生活様式が推奨される時代となりました。しかし、キリストの教会は、ひとつところに集まり、

共に礼拝し、共に祈り、共に助けあう共同体です。聖書によれば、この世の終わりには、反キリストと呼ばれる者が

登場し、世界政府を樹立して、強力な監視社会を確立して、サタン礼拝を強要し、クリスチャンを徹底的に迫害

し、根絶しようとします。サタンの戦略は、死と恐怖の力で人々を屈服させることです。いま、新型コロナウィルスの

流行は、ある意味、中国や韓国、ヨーロッパで起こった出来事に見られるように、人々は死の恐怖で支配され、

政府が個人の自由や権利を支配することを可能にしました。今後、個人の自由や集会の自由などが制限される

ことがないように、祈りましょう。私たち自身が、死の恐れ、生活の不安に支配されて自由を奪われることがない 

ように、聖霊様による全き平安といのちが支配するように,、日々、共に真剣に祈りましょう。

わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。

ヨハネの福音書14章27節