この詩篇は、「死」に注意を向けさせる詩篇です。

1節-4節は、すべての人への呼びかけです。世界中の有名人も一般人も、お金持ちも貧乏なひともみな、耳を傾けて聴くように勧めています。

5節―13節は、人生の愚か者について述べています。富に頼り、富を生きがいとする者の愚かさが歌われています。

14節―20節は、人生の勝利者について述べています。14節と15節は信仰による確信、16節―20節は死への備えについて述べています。

今日の個所は、比較的、難解な個所はないと思いますので、これくらいにさせていただきます。

「人はその栄華の中にあっても、悟りがなければ、滅び失せる獣に等しい」(12節、20節)。

私たちクリスチャンは、いつも、死の備えを意識している存在です。そのひとつの表れであると思いますが、明日は、10時半より、西多賀教会で「終活」というテーマの集会があります。今日の宮城パプテスト協議会の「女性の集い」の講演をしてくださった太田伯子先生が特別に、西多賀教会でお話しして下さいます。こちらの集会は、参加者の男女は問いません。賢い人は、誰にでも訪れる死に備える生活をします。きょうの詩篇49篇を読んでみて、いよいよ、明日の「終活」のメッセージに期待が深まりました。神様は時機にかなったことをなさいます。私はこのあと、21時からCRJのスカイプ理事会となっております。皆様、今日も一日、ご苦労様でした。明日に向かって、平安の内に、よく眠れますように、主にお祈りしております。

清宣教師