皆様、お祈りをいただき、ありがとうございました。無事、牡鹿半島の泊浜から帰ってまいりました。
牡鹿半島の集落は、入り江の奥まったところにあります。しかし、海岸線は、急な崖がそそり立つところが多く、道路は、海岸線にそってではなく、山に上るような形で作られています。そのため、隣の集落とは直線距離では近いのですが、車で行くにはいったん山に上ってそこから下っていく必要があり、不便です。それぞれの入り江ごとに、数十名の小さな集落、数百名の集落が、点状に散在しています。それで、復興が遅く、まだ、土盛りのかさ上げが完了していません。土盛りの上に、これから復興住宅を建てるということで、3年先の完成という話も聞きました。だんだん、狭くなる入り江の構造は、津波が重なり合って凄い高さになる要因となっています。入り江の奥にある山林の杉林が塩害で枯れていました。もとの集落があった場所は、ほとんど手つかずで、荒れ果てていました。震災から4年目と言っても、復興は、これからという感じがしました。小さな集落が点在していると、工事の効率も悪く、どんどん工事が遅れてきたのだと思います。その意味では、精神的にも、経済的にも、まだまだ、支援を必要としていることが分りました。
泊浜の一泊修養会で、3回、「進化論と創造論の真実」についてお話しする機会が与えられました。ここでは、過去4年間、K先生を中心とした支援活動により、100名を超える求道者と決心者が与えられています。洗礼を受ける人も起こされています。その信仰の土台として、ぜひ、創造論の教えを浸透させてほしいというのがK先生の願いでした。被災地の方との交わりは限られていましたが、参加された信徒の方々からは、良い反応がありました。また、この修養会に参加されたK牧師(気仙沼)、C牧師(石巻)、それにこの地区で働きを始められた二人の宣教師の方からも、自分たちの教会でもぜひ、同じようなお話しをして欲しいと言われました。これを機会に、炎のランナー・プロジェクト(創造論宣教)の働きは、この地区でも、拡大するものと思われます。
さて、箴言に入りました。今日は3章です。とても素晴らしい聖句が、いろいろ、含まれています。
「心を尽くして主により頼め。自分の悟りに頼るな、。あなたの行くところ、どこにおいても主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道を真っ直ぐにされる。」(5節、6節)。今回も、いろいろ、困難はありましたが、最終的に、主が道を真っ直ぐにしてくださいました。これからも泊浜のある、この地区との関係を保っていくことになると思います。片道2時間半のコースですが、行くときはK兄が、帰り道はM兄が、車を運転して下さいました。書籍の販売その他、H姉が手伝って下さいました。西多賀教会からは、初日、Yご一家も、参加して下さいました。「主は知恵をもって地の基を定め、叡智をもって天を堅く建てられた」(19節)。私たちの大地の基を定められたのは創造主です。天を堅く建てられたのも創造主です。黙示録14章7節にある、「神を畏れ、神をあがめよ。神の裁きの時が来たからである。天と地と海と水の源を創造した方を拝め」という終末時代に語るべき永遠の福音を、日本全土に宣教する特権に預かっていることを感謝します。昨日、主は、私のこころを励ましてくださいました。今回の修養会では、美しい賛美やゴスペルの合間に、聖書の真理を語る(創造論宣教の)働きでしたが、「あなたの耳を知恵に傾け、あなたの心を英知に向けるなら、・・・神の知識を見出そう。主が知恵を与え、御口を通して知識と英知を与えられるからだ。」箴言2章2節~6節)と記されていました。まさに、創造論宣教の働きであると思いました。お祈りをありがとうございました。清宣教師
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