バプテスマ キリストと共に 葬られ キリストと共に よみがえる

きょうは、一人の方がバプテスマ(洗礼)を受けられました。教会全体の喜びでした。バプテスマでは、会堂の講壇の下にあるバプテスマの水槽(普段はふたが閉められている)に水が湛えられて、そこにバプテスマを受ける人が降りていきます。

牧師が、その人の信仰の告白を確かめてから、父と子と聖霊の御名により、バプテスマを授けます。その人は、牧師の手により水の底に沈められます。そして、一瞬のあと、牧師の手によって水から起き上がらせられます。水に沈められることは、キリストと共に古い自分が墓に葬られることを意味しています。もう一度、水から出てくるのは、キリストの復活と共に、よみがえりのいのちに生かされて、新しい人として、キリストに属するもの(クリスチャン)として生きることを象徴するものです。また、キリストに属するとは、具体的に、キリストの体である教会に属することです。

なぜ、水から出てくるのでしょう。クリスチャンには、この世でなすべき使命があるからです。私たちは神の作品です。作品は、作者の栄光をあらわすものです。私たちはこの世において神の作品として、神様のご性質をあらわす使命があります。主はこの世に対して救いのご計画をもっておられます。主は、そのご計画を成し遂げるために、キリストの体としての教会を建てられました。私たちは、キリストの体の一員として、体全体のために働きます。