ペルシャ帝国のすべての州において、ユダヤ人撲滅のための王の命令と法令が発布されました。シュシャンにいたモルデカイも、それを知り、着物を引き裂き、荒布をまとい、灰をかぶり、大声でひどくわめきながら歩きました。王の門の前の広場に座っていました。エステルの侍女たちや宦官が、モルデカイのことをエステルに告げました。エステルは、その理由を知らずに、モルデカイに新しい着物を送って荒布を脱がせようとしましたが、モルデカイはそれを拒否しました。エステルは、なにか深刻な事態が起こっていることを覚えて、王の宦官のハタクをモルデカイのところに遣わしました。そこで、モルデカイは、事の詳細をハタクに告げ、さらに、シュシャンで発布された法令の文書の写しを渡して、エステルに見せるように告げました。エステルがその文書を見たら、王のもとに行き、ユダヤ民族のために、直訴(嘆願)して欲しいとエステルに言いつけるように頼みました。そこで、ハタクは帰って、モルデカイからの伝言をすべてエステルに告げました。それに対して、エステルは、王の召しがないのに王宮の内側に入るなら死刑に処せられるという法令があること、そして、この30日間、自分には王からの召しがないことを、ハタクを通じて、モルデカイに伝えました。エステルとしては、実行の日まで12か月もあることから、王からの召しを待っても良いと判断したのかも知れません。しかし、エステルの返答を聞いたモルデカイは、「あなたはすべてのユダヤ人から離れて王宮にいるから助かるだろうと考えではいけない。もし、あなたが沈黙を守るなら、神は別のところから救助者を起こされるに違いない。しかし、あなたとあなたの父の家も滅びよう。このときのためにこそ、あなたは王妃として選ばれているのかも知れないのだから」とエステルに言い送りました。そこで、モルデカイのことばを聞いたエステルは決断しました。そして、モルデカイに返事をしました。「私は死ななければならないなら死にます。それで、私も断食して祈りますから、シュシャンのユダヤ人同胞も、私のために断食して祈って欲しい」と要請しました。モルデカイは、エステルの要請のとおりに、シュシャンのすべてのユダヤ人同胞を集めて、エステルのために断食して祈りました。
今日の個所では、14節に「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」と記されていますが、ここで「この時のためであるかもしれない」というモルデカイのことばは、文脈からみると、「この時のためであるにちがいない」というニュアンスの方がピッタリするように思われます。被征服民族の孤児のエステルが、ペルシャ大帝国の王妃となるということは、通常、ありえないことであり、この時のためにこそ、という思いは強かったと思われます。モルデカイのことばを聞いたエステルは、ただちに決断しました。私たちも、いま、ここに置かれているのは、主のみこころであるという確信を持つことが大事です。そうであれば、いざという時に、難しい状況の中でも、エステルのように、主に従う決断をすることができると思われます。
清宣教師
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