ダニエル書の11章を読んで、あれほど、鮮やかに、正確に、世界帝国の歴史を預言していることに感動し、聖書の預言がいかに卓越しているかを教えられて、ますます、御言葉への信頼を増し加えられます。そして、きょうは、12章で、私たちの人類の歴史の終末に関する預言に入ります。1節―4節ですが、終わりの時には大患難があること、その後に、すべてのものの復活がある事を告げています。「あなたの国の人々を守る大いなる君、ミカエルが立ち上がる」と記されていますが、イスラエルの守護天使であり、天使長の一人であると言われるミカエルがイスラエルを守るために立ち上がります。それは国が始まって以来、その時までかつてなかったほどの苦難の時が来るからです(1節)。ミカエルは立ち上がって、選民のために、天でサタンの軍勢と戦うのです(黙示録12章7節―12節参照)。まさに、この時が訪れたのです。地上での最後の激しい抵抗の時です。しかし、神の民でいのちの書に記されている者たちはみな、救われるのです。キリストにあって眠った者がまずよみがえって、千年の間、キリストと共に支配し、そののち、キリストを拒否した者がよみがえって第2の死へと移されるのです(黙示録20章4節―6節参照)。3節では「思慮深い人々は大空の輝きのように輝き、多くの者を義とした者は、世々限りなく、星のようになる」(3節)とあります。忠実に神に従った者たちへの報酬です。神に従わない人は、人々からの、また、世からの報酬を求めます。正しい者たちは、天の御国で太陽のように輝きます(マタイの福音書13章43節参照)。多くの人をキリストに導き、信仰による義のうちに人々を導く働きをしたものは、永遠に星のようになるのです(3節)。この書は「終わりの時まで」封じられます。しかし、今は終わりの時であり、封印が解かれるときです。多くの人々の知識が世界中で増し加わっています。私たちは、聖霊様の導きにより、霊を整えて、再臨を待つ姿勢が必要です。
5節―13節は、ダニエルへの最後のことばです。亜麻布の衣を着た人とは受肉前のイエス様を指しています。「ひと時とふた時と半時である。聖なる民の勢力を打ち砕くことが終わった時、これらすべてのことが成就する」(7節)と語られました。3年半の間、反キリストが権力を握り、聖なる民の勢力を打ち砕く道具となるが、その後、反キリストは滅ぼされ、迫害の時を終わらせるというのです。終末時代の反キリストによるユダヤ人迫害は、黙示録13章5節―10節に記されています。そこでは42か月という期間が記されています。黙示録の「42か月」とはダニエル書の「3年半」に相当します。しかし、ダニエルは悟ることが出来ませんでした(8節)。続く。
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