8節、この雄ヤギは非常に高ぶりました。その時、角が折れました。アレクサンドル大王が33歳の若さで病死するということです。9節、今度は、昨日、述べたように、アレクサンドル大王の死後、4つの将軍が、4つの地域で王朝を建てあげて支配しました。9節―14節、4本のうちの一本の角が出てきました。この角とは、シリアのセレウコス王朝を指しています。小さな角は、アンチオコス・エピファネスという人物であると言われています。この人物は、南のエジプトを支配下に置きます。次に、東のアルメニア、そして、麗しい国(イスラエル)を征服して、天の軍勢や星の軍営(イスラエルのことを指すと理解される)を踏みにじりました。エピファネスの名の意味は、「現れた神」という意味で、まさに、自分自身を神としました。11節、その当時、すでに、イスラエルの民は、ユダに帰還して、神殿を再建していました。ところが、その神殿の祭壇が壊され、主に捧げる犠牲の動物ではなく、偶像に捧げるための動物の犠牲が捧げられたのです。これは23節では、[横柄で狡猾なひとりの王]と記されています。アンチオコス・エピファネスは、狡猾をもって王となったことが知られています。24節、25節、悪巧みと欺きによって王となった人物です。この人物は、イスラエルを支配し、非常に苦しめました。彼は、法律でユダヤ教を禁じました。その律法を焼きました。そして、安息日を守ることを禁じました。そして、割礼を禁じました。自分に都合の良いものを大祭司に立て、神殿の祭壇に汚れた動物とされている豚をささげました。イスラエルの神に代えて、ゼウスの神を強制的に拝ませました。ですから、何万人というユダヤ人が処刑されました。そのような大きな苦しみは、いつまでのことなのだろうか?(13節)。それに対して、御使いは、「2千3百の夕と朝が過ぎるまで」(14節)と答えました。6年と4ヶ月と20日になります。これにはいくつかの解釈がありますが、明確ではありません。15節で、ダニエルは、この幻を悟りたいと願いました。ダニエルは、主の使いの解き明かしを受ける時、主の臨在に圧倒されて倒れました。しかし、御使いが、立ち上がらせてくださいました。19節―26節の解き明かしを聞きました。この預言がなされた時、ギリシャは、まだまだ、小さな小さな国でした。
以上ですが、今日の個所に「終わりの時のことである」(17節)と記されています。それで、これらの預言は、ダニエルの時代のことだけでなく、私たちが生きている、今の終末時代に起こることをも預言していると思われます。ダニエルは病気になる程、幻の意味を探求していました(27節)。神のみことばに対する熱心の故の病気でした。
清宣教師
- 投稿タグ
- daniel

